通学恋愛
ソファを覗き込むと、


汗ビッショリで、真っ赤な顔に、弱々しい息づかいの、


オレの理性をぶち壊そうとする姿があった。


いや、かっこよく言ったけど、これマジだから!


ニヤリと笑って、渚に近寄る。


「調子はいかがッスか、渚サン??」


渚がオレをジッと見る。


あーもう、それだけで十分だって…。
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