通学恋愛
テンション上がりっぱなしのお母さんは、オレの料理を見て、


「わ、すごい、駿太くんが作ったの!?」


さらにテンションアップ。


「作り慣れてますんで…」


「あら、おうちの方共働きとか?」


「そうッスね(苦笑)」


「大変じゃない!じゃあ今日、うちに泊まってかない?

何もないけど、ご飯振る舞うわよ♡」


「や、でも、悪いです!オレが勝手にお見舞い来ただけなんで!」


「お見舞いのお礼!」


必死に訴えても、効果はなかった。


ソファにまた寝っ転がり、不機嫌な顔の渚を見た。



ま、いっか…(苦笑)
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