通学恋愛
一人通学させられる
「あーつー…」
夏も本格的になり、明日からいよいよ夏休みになる。
夏休みはきっと、補習と、弓道部の厳しい練習と、補習と補習祭りなんだろーなぁ…(;¬_¬)
まぁ、補習はレイちゃんに先生になってもらって、あずさとがんばろ…。
「あ、そだ渚ー」
自転車をこいでいる駿太が、ぶっきらぼうに言った。
夕暮れの、乾いた空気が髪を分ける。
相変わらず、駿太の茶髪は金色に光ってる。