中学生の平凡な恋事情


《佑斗side》


『あ!!ねぇ!高橋!!』


「はい………?」


オレは部活へ行く途中担任と会った。



『ねぇ、悪いんだけどさぁ、あたし天川にクラス分のワーク持たせちゃったんだよね~

 高橋暇なら手伝ってきて!』


ひ、暇なら………、

オレ、部活あるんですけど……


けど

「あ、はい………分かりました」


とかなんとか言ってたりする



オレはその後降りていたはずの階段を
駆け上がっていった


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