中学生の平凡な恋事情


『オレ、てっきり涼のことが好きなのかと思ってた……』

「あー、涼ね………って、えぇ?!
 何で?!」

『いや、まぁ……うん』


勝手に納得された……


『ふぅ………

 ねぇ、本当にお前オレのこと好きなの?』


いきなり強気になってない?!
笑ってるし!!


「好きだよ!!本当に好きだっつーの!!」


もうヤケだ。いつもより少し大きな声で
叫んだ

すると、佑斗は余裕な顔で言った

こーゆーのがムカつく

けど、好きになったら仕方がない


『オレも好きだっつーの、バーカ』

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