中学生の平凡な恋事情


学校に着くとまだ一時間目は
終わってないようだった


ガラッ


「すいません、遅れました」


そう言って教室に入るとクラスの半分は
オレを見た


もちろん、星奈も


うわぁ、睨まれてるよオレ



「悪かったよ、ファイル持ってってて」


「なにが休んだら……だか
 遅刻して遅くなったのあんたじゃん」


見事にキツく言われる


「すいませんって」


謝ってみるけど、
絶対や許してはくれなそう


キーンコーンカーン……………



「「あ」」


あーあ、なっちゃった


< 40 / 202 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop