あぁ、愛しの執事様
王子と執事様
この高校に入学して10日目、私はスゴい衝撃を受けた。
「キャー王子!!」
ひとりの男を囲む女生徒達。
彼女たちは口々にに「王子」と叫んでいた。
そして、遠くからでもわかる中心の人物のまんざらでもない表情。
朝、登校して校門をくぐると中庭ではこんなことになっていた。
現状が理解できない私は、立ち尽くしていた。
ポッカリ口を開けて。
そんな私の肩を誰かがポンと叩いた。
「おはよう、葉香」
「キャー王子!!」
ひとりの男を囲む女生徒達。
彼女たちは口々にに「王子」と叫んでいた。
そして、遠くからでもわかる中心の人物のまんざらでもない表情。
朝、登校して校門をくぐると中庭ではこんなことになっていた。
現状が理解できない私は、立ち尽くしていた。
ポッカリ口を開けて。
そんな私の肩を誰かがポンと叩いた。
「おはよう、葉香」