わけあり彼女





「いいよ。そうだおまえ、寂しいって言ってたもんな」



「……うん」



「今夜だけだからな」



裕也は寝室に向かって歩き出した。



あたしは裕也の服をつかみ、寄り添って歩いた。



「今夜は甘えたい気分なんだ??」



「……っ///」



裕也はあたしを子ども扱いして、からかって笑った。





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