わけあり彼女





寝室に入った。



あの雨の日、あたしが寝かせてもらってたベッドだ。



「なにもしないでね?」



ベッドに入ってから、そう裕也をからかってみる。



「なにもしねーよ、バカ。俺、ロリコンじゃねぇし」



裕也はそう言ってから、部屋のあかりを消した。





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