わけあり彼女









「夏樹が好きだからだ」








「……え?」



裕也の言葉に、あたしは一瞬耳を疑った。



だけど裕也の頬はほんのり紅く染まっていて、それは嘘ではないとわかった。



……あたしも、言わなきゃ。







< 233 / 278 >

この作品をシェア

pagetop