わけあり彼女





「わー、やっほー!! 夏樹じゃん!!」



「……!?」



うしろから声をかけられた。



この声、知ってる……。あのひとだ。



あたしは恐る恐る振りふかえった。



そこにいたのは、やっぱり……



「あ、彩乃……」



……彩乃だった。





< 72 / 278 >

この作品をシェア

pagetop