わけあり彼女





「……夏樹がヘンにあの子たちに突っかかるから。夏樹が今度学校行ったとき、なんかあったらって思うと……心配だろ?」



「……!」



そーゆうことだったんだ??



わー、なんか心配されるって、すっごく温かいことなんだ……。



「ありがとう、裕也さん」



「……あー、その裕也さんっていうのもなぁ……」



裕也さんがポソリとつぶやいた。



「……??」





< 80 / 278 >

この作品をシェア

pagetop