君想歌
「わぁぁぁあ!!」
「……くっく」
突然の行動に沖田は肩を震わす
和泉の後ろに隠れる。
飼い主に捨てられた
仔犬のような姿に
和泉は可哀想になり、
「総司、あれ本当は……」
小声で仕組みを話す。
目を点にした沖田は、
ぱちぱちと瞬きをすると
吹き出した。
「そういうことですか。
僕、乗ります」
土方に言わずに反応を
楽しむ。
意外に腹黒い二人である。
「なぁにコソコソしてやがる」
鼻で笑った土方だが。
からかう道具にされているなど
微塵も疑っていない。
.
「……くっく」
突然の行動に沖田は肩を震わす
和泉の後ろに隠れる。
飼い主に捨てられた
仔犬のような姿に
和泉は可哀想になり、
「総司、あれ本当は……」
小声で仕組みを話す。
目を点にした沖田は、
ぱちぱちと瞬きをすると
吹き出した。
「そういうことですか。
僕、乗ります」
土方に言わずに反応を
楽しむ。
意外に腹黒い二人である。
「なぁにコソコソしてやがる」
鼻で笑った土方だが。
からかう道具にされているなど
微塵も疑っていない。
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