君想歌
店員に案内された席は
店の一番奥。
店内はかなりの客で
賑わっている。
「結構繁盛してるようですね?
味が楽しみですっ」
嬉々とした表情の沖田と和泉は
向かい合わせになるようにして
腰を掛ける。
店に入った直後に上がった
悲鳴に似た歓声は気にしない。
それに総司の注文の数に
絶句するだろうしね。
「すいませーん!!
みたらし団子と大福。
それとお汁粉十個ずつ
お願いしまーす!」
沖田の注文に店内が一瞬
静まったのは予想道理、だ。
毎度毎度。
行きつけの甘味屋で無い限り
このような状況になる。
何度も付き合わされる和泉は
もう慣れっこだ。
それと余談だが。
土方がこの場に居たら
お代はすべて彼持ちになる。
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店の一番奥。
店内はかなりの客で
賑わっている。
「結構繁盛してるようですね?
味が楽しみですっ」
嬉々とした表情の沖田と和泉は
向かい合わせになるようにして
腰を掛ける。
店に入った直後に上がった
悲鳴に似た歓声は気にしない。
それに総司の注文の数に
絶句するだろうしね。
「すいませーん!!
みたらし団子と大福。
それとお汁粉十個ずつ
お願いしまーす!」
沖田の注文に店内が一瞬
静まったのは予想道理、だ。
毎度毎度。
行きつけの甘味屋で無い限り
このような状況になる。
何度も付き合わされる和泉は
もう慣れっこだ。
それと余談だが。
土方がこの場に居たら
お代はすべて彼持ちになる。
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