君想歌
*吉田稔麿*
わぁわぁと騒ぎながら
店に入って来たのは。
「新選組……」
通りを見ることが出来る部屋。
外を眺めていたら
騒がしい連中が来たよ。
先程まで隣の部屋で
桂さんと高杉と今後を
話していたけど。
二人とも途中から酒宴に
入っちゃって今は潰れてる。
朝まで一度も起きないだろうね。
「でも、好都合か」
高…馬鹿牛は新選組相手に
乱闘騒ぎを起こしそうだし。
桂さんは要注意人物として有名。
寝てて良かったね。
「下ろせぇぇえ!!」
「ん?」
もう一度、通りに目を向ければ。
鬼の副長と呼ばれる土方の肩に
担がれてる和泉が暴れてる。
「くっくくっ……」
本当に子供みたい。
*
.
わぁわぁと騒ぎながら
店に入って来たのは。
「新選組……」
通りを見ることが出来る部屋。
外を眺めていたら
騒がしい連中が来たよ。
先程まで隣の部屋で
桂さんと高杉と今後を
話していたけど。
二人とも途中から酒宴に
入っちゃって今は潰れてる。
朝まで一度も起きないだろうね。
「でも、好都合か」
高…馬鹿牛は新選組相手に
乱闘騒ぎを起こしそうだし。
桂さんは要注意人物として有名。
寝てて良かったね。
「下ろせぇぇえ!!」
「ん?」
もう一度、通りに目を向ければ。
鬼の副長と呼ばれる土方の肩に
担がれてる和泉が暴れてる。
「くっくくっ……」
本当に子供みたい。
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