君想歌
始終、顔を沖田は赤くして
和泉の酌をうける。
「おらぁ〜。
俺の切腹傷を見ろ!!」
宴会恒例。
原田の腹躍りが部屋の中心で
始まる。
「けっ。総司は潰れたか」
休むこと無く和泉の酌で
酒を飲み続けた沖田は
畳に転がって寝息をたてる。
様子を見にきた土方は鼻で笑う。
「土方、ありがとう」
「……るせぇ」
赤く顔を染めると和泉から
顔を反らす。
「朝帰りにどうせなる。
お前も楽しめ。
てか世辞でもねぇからな!!
綺麗だ……っ」
そう言い捨てると土方は
上座へとまた戻っていった。
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和泉の酌をうける。
「おらぁ〜。
俺の切腹傷を見ろ!!」
宴会恒例。
原田の腹躍りが部屋の中心で
始まる。
「けっ。総司は潰れたか」
休むこと無く和泉の酌で
酒を飲み続けた沖田は
畳に転がって寝息をたてる。
様子を見にきた土方は鼻で笑う。
「土方、ありがとう」
「……るせぇ」
赤く顔を染めると和泉から
顔を反らす。
「朝帰りにどうせなる。
お前も楽しめ。
てか世辞でもねぇからな!!
綺麗だ……っ」
そう言い捨てると土方は
上座へとまた戻っていった。
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