【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】
「行ってきます」
兄貴の家に挨拶をして外に足を踏み出す。
兄貴の家に住み着いてどのくらいだろう。
俺の頭はおかしくなり
兄貴の家=雪乃先輩がいる
という訳のわからない方程式が成り立ってしまった。
……兄貴の家にいるってことは、そういうことするってことだろ?
それはそれで、嫌なんだけどさ。
雪乃先輩に会いたい方が勝っちゃって。
家にも帰らず、兄貴の家。
そしてこれまたバカな俺。いや、世間の男も女もこんなもんか。
今日から俺は雪乃先輩のいる高校に通う。