【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】
「マジで知らなかったんだ!ふはっ!ダメヤバイ!超面白い!」
っ!私、すごい失礼なことを!
「どうして同級生だと思ったの?」
それは。
「周りの女の子が皆、間宮君って呼んでるから……」
「あぁ、あれね。なんでか皆、先輩って呼ばないんだよね。でも今は先輩って呼ばないと嫌うって皆に言ってあるから後輩からはもう君づけで呼ばれることはなくなったよ」
それって私、嫌われちゃう?
「間宮先輩……!」
どうしてか、嫌われたくないと思う私がいた。
「大丈夫だよ。雪乃ちゃんは嫌いになんかならないから。ねっ?」
また頭をポンポンと撫でてくれる。
「それよりさ、間宮じゃなくて絋って呼んでよ」
「えっ……」
どうしてそうなるの!?
先輩を呼び捨て!?しかも下の名前って!
「む、無理ですっ!」