【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】
「もう!絋君やめてよ!」
「えー、わかったよ。ほら、俺持ってくよ」
そういうとこなんだろうな、兄貴のいいところなんて。
てか無意識に優しくなってんだろうな。
「ありがと」
パスタの入った二人文のお皿を兄貴に渡し、
台所に置きっぱだったもう一皿を取りに行った。
「ほら、隼人の分な。美味しく食えよ!」
……なんだそれ。どんだけ先輩の飯がありがたいんだよってな。
ははっ、まぁ先輩の作ったものは美味いんだけどな。
「はーい、じゃあ食べよっか!」
「いただきまーす」と言って食べ始める二人。
俺も食べよ。