【完】私のヒーローは学校一のイケメン君【番外編追加!】





「絋……」



呼び捨てで呼んでしまった。




う、わ……。ドキドキする。顔が熱い……。



「っ……!ちょ、それは反則!」



赤くなった顔を片手で隠しながら目をそらされた。



「大丈夫?顔、赤いよ?」



覗き込むようにしながら聞いてみる。



「マジ、やめろって。ごめん、俺行くなっ!」



そのまま回れ右をして行ってしまった。



……変なの。


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