fall in love!!
彩「今日も見れるかな~果織流くん!」
教室に着くなりにやにやしだす彩。
もはや毎日見る光景。
「あぁ~見れるんじゃない~?」
彩「ちょっと舞鈴ーっ!相変わらず冷たいぞー!」
ぷくぅっと頬を膨らましわたしを睨む
っていうより見つめてくる。
「見つめられても困るな~」
ちょっとからかうと、
彩「もーうっ!ひどーいっ!!」
さらに拗ね出す彩。
「全く、これで無自覚とか…」
そう、ワタシは並に自分の容姿の良さにはわかってるつもりなんだけど、
彩は自分が可愛いことに全く気付いていない。
彩「またそれ~っ!?無自覚ってなに!?」
はい、でました天然。
無自覚な上にど天然。
彩が自分の可愛さに気づくことは
ないだろう。