fall in love!!
彩「あぁーーっ!!!」
「な、なに!大きい声だして!」
裏庭に向かっている途中、
急に大声で叫びだす彩。
し、心臓に悪い…。
彩「ねっ!見て見て舞鈴!!あそこに座ってる人!果織流くんと澄葉瑠くんだよー!えぇ~!なんでなんで~っ!?」
そういうことか!
「あ、あれが例の…。ってか、あそこのベンチ、わたしたちの特等席じゃん。」
彩「舞鈴さん。今はそんなことどうでもよろしいのです。」
「どうでもよろしいのです……。……よろしくございませんけど。」
明らかにテンションが上がり
口調もすら変わってきた栗田彩さん。