風の詩

「ママね、今日は朝の仕事が休みだからゆっくりできるの!一緒に買い物にでも行かない?」

でも私はなぜか気分が乗らない。
その思いが通じたのかなんなのか
ママの携帯が鳴り出した。

はい、あっ…えーっと…あぁそうですか

ママが誰かと話してる声を軽く聞き流す自分
いつからかまママに対する何かしらの思いが
薄れていってる気がしてる。

それはあの日がきっかけだった…
< 3 / 6 >

この作品をシェア

pagetop