闇の向こう側で~あなたの光を~







龍side



「いい加減にしてください」


凛とした声はそこまで大きくなかったものの女共には聞こえたみたいだ。




おそらく、美海は怒ってる。



何に対してかは分からないが

いつもとオーラが違う気がする。


堂々と美しく俺達に背を向け立つ姿は俺達を魅力する。





「なによ!あんた!」

美海「光姫ですが?なにか?」

「なに調子にのってんのよ!!」



美海はわざと挑発してる気がする。

普段、美海はこんなこと絶対言わねぇ。




美海「みんなの顔しか見てない馬鹿の

言う事なんか私は何とも思いません」


「な、なんですって?!
少し顔がいいからって!!」


そう女が叫んでいきなり美海に手をあげようとした。

だが、美海は意図も簡単にその手を受け止めた。


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