闇の向こう側で~あなたの光を~


優悟「んじゃ、そのクッキーで……」


美海は微笑んでからクッキーを俺の口許へ近付けてくれた。


それをパクりと食べた。


したっぱ達は俺に痛いほどの視線を送ってくるがこの際気にしねぇ。



でも……



やべぇー。

これを龍達が知ったら俺、殺される!!



美海「優悟、顔が真っ青よ?

大丈夫?休む?」

「い、いや…」

美海「ん?どーしたの?」

「あーと、うん大丈夫だ」

美海「そうかしら?」

「あ、あぁ」



そこに颯と将雅がフォローをいれてくれた。



颯「美海さん、優悟さんは大丈夫です」

将雅「そーですよ!安心してください」

美海「でも……」


すごく困ってる。

やべぇー。




助けてくれぇー……。


< 114 / 229 >

この作品をシェア

pagetop