闇の向こう側で~あなたの光を~

女子達の黄色い悲鳴を通り抜け

ようやく下駄箱に着いた。



下駄箱を開けてみると手紙がたくさん。

みんなにバレないようにこっそり

バックに入れて上履きに履き替える。


そのまま7人で教室に向かう。



ガラガラ。


ドアを開けるとすっかり見慣れた人達。


『おはようございますっ!!』

紫音「おはよ♪」

海⚫陸「はよー」

優悟「ちぃーす」

龍「あぁ」

隼人「おはようございます」

慎「……」


まぁ個性溢れる挨拶ね。

龍と慎は挨拶になってない気がするけど

気にしない。

気にしたらキリがないもの。


「みんな、おはよう」


『美海さんっ。おはようございますっ!』


「今日も元気そうね」


将雅「美海さんは今日も綺麗ですね!」


「お世辞言っても何も出ないわよ?」


将雅「お世辞じゃないっすよ」


「ふふっ」


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