闇の向こう側で~あなたの光を~
その時、ガチャっと音がした。
ドアが開いたのだろう。
だけど、考え事をしていた私は誰が入ってきたのか見てなかった。
お祭りはどうするのかしら?
紫音と海は行きたいみたいだけど、龍達は嫌がるでしょうね。
女の人、いっぱい居るだろうし。
女嫌いの龍達には地獄よね……。
「……ん、み…ちゃん、美海ちゃん!」
「え?あ、ごめんなさい」
いつの間にか帰ってきたらしい隼人や慎、優悟がいた。
隼人「どうかしました?」
「いえ、きにしないで」
隼人「そう?
なんかあったら言ってくださいね?」
「えぇ、ありがとう」
お礼を言うと綺麗に微笑んでから龍に視線をむけた。
優悟「なぁなぁ、結局は祭り行くのか?」
慎「女共が集まるぞ」
隼人「どうする、龍」
龍「俺的には、行きたくねぇ」
隼人はどっちでもいいのかしら?