闇の向こう側で~あなたの光を~
近くのお祭りは花火もするみたいで浴衣の人が大勢いる。
彼氏、彼女と一緒にいる人。
家族と一緒にいる人。
友達と一緒にいる人。
などなど、とにかくたくさんの人がいる。
私はやっぱり浴衣を着ていて、龍達と一緒に屋台を回ってる。
たくさんの屋台が並び列を作ってる所もある。
かき氷
リンゴあめ
フライドポテト
焼き鳥
綿あめ
ベビーカステラ
はし巻き
たこ焼
いかやき
ほとんどの屋台をまわった。
元々、人混みが苦手な私はすぐに酔ってしまったが。
今、人が少なそうな所に向かってる。
………気持ち悪いかも。
あんな人混みに行かないから。
紫音「美海ちゃん、大丈夫?」
「…えぇ」
海「もう少しだからね?」
「…分かったわ」
慎と優悟に手を引かれながらゆっくりと歩く。