闇の向こう側で~あなたの光を~
あ、だいぶん人が減ってきた。

街灯が少ししかなく人通りもあまりない。




慎「美海、着いたぞ」

「……ありがとう」



レジャーシートを敷いてもらいその上に座る。


さっきよりかは良くなったと思う。

吐き気も少しずつ収まってきた。


「みんな、ごめんなさいね」

海「気にしない、気にしない!」

「でも……」

隼人「こっちこそごめんね?」

「なんで?」

隼人「連れ回しちゃったでしょ?」

「久しぶりだから楽しかったわ、ありがとね」



すると、みんな微笑んで、レジャーシートの上に座った。




< 98 / 229 >

この作品をシェア

pagetop