私のとなり、俺のとなり。



「だってよく見てよ。あの顔!……と性格!私はその人がどんなにかっこよくても、絶対流多君の方がいい!」


そういわれてまじまじと見る。



髪は黒だけど重すぎず……鼻も高くて……。

「あっ!ごめんな!ちょっと待ってな!新しいの買ってくるから!」



流多にぶつかってきたチビッコが、ぶつかった拍子に転んで、そして持っているアイスを落とすという始末。


あ~あ。今にも泣き出しそう……。
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