私のとなり、俺のとなり。
フワッと暖かい風が頬をかすめる。

「矢田君……」

「あれ、どうしたん?」

優しい笑顔をで私を見つめる。

ーキュン。

好き。大好き……。


「矢田君の事が……大好きです。」

口から自然と言葉が出た。

……自然と……。
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