私のとなり、俺のとなり。
「えと…うん。元気してるよ」

私がイケメン嫌いになったのはこいつのせいでもある。


光輝は「そっか」と優しく笑った。


「で?それどっち買うの?」

光輝は青と赤のタオルを持っている私の手を指差した。

「え?あっ、ああ……まだ決まってなくて……」

「そっかーんーあいつ何がいいかなー」

と言って光輝は、タオルコーナーをぐるぐる回り始めた。

一緒に……探してくれるのかな?

「友達と…離れちゃっていいの?」

「あぁ。別に」

「そっか……」

そして私は光輝と二人でプレゼントを選びに行った。




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