私のとなり、俺のとなり。
いた!舞!
こんなことしたら舞は恥ずかしいに決まってる。

俺のこともっと嫌いになるかもしれない。
彼女になってくれないかもしれない。

朝会っただけで何でこんな舞のことを考えるんだ……!!

……いいんだ。本当の彼女じゃなくても。俺に女がわらわら集まってこなきゃ。




そんな俺はサイテーな男だったんだ。


《入学式終わったら屋上で待ってろよ!》





そうして一礼してステージからおりた。
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