クール女子と大泥棒が恋すると、




「伊緒は…………

髪染めてんの?」


「うん。お母さんにやれって。無理矢理。」


私の髪は明るい茶色。


ちなみに千歳の髪もそんな感じ。



「髪、ってなんか見ちゃうよな。」


「髪フェチ?」



「そいうんじゃなくて……。」


千歳が私の髪に触れる。


「な、なにして……//」


私は耐性がないんだから!



「なにしてんの。」



声の主は陽。


完全に怒っている。






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