クール女子と大泥棒が恋すると、
その時、すれ違った人と肩がぶつかってしまった。
「あ、すいません……」
「………………。」
なんかフード深く被ってて変な人……。
「わ、ちょっ、千歳!」
今度は立ち止まっていた千歳にぶつかった。
「何してんの……。」
立ち止まってさっきのフードの人を見つめている。
「ちょっとぶつかっただけなんだから、
行こ?」
「おい!」
千歳の声に、そのフードの人は立ち止まった。