クール女子と大泥棒が恋すると、





次の日。
15:00。




「強盗だ。1000万円を今すぐ持ってこい。」


「坊や迷子?それに、そういう遊びはするものじゃないわよ?」


「僕は本気だ。」



銀行の受付の女の人に銃口を向ける。



「コラッ!エアガンでも人に向けたらダメでしょ!!」


「おい、どうした?」



男の人も奥から出てきた。



「いや、この子がエアガンを……。」



銀行には僕と、この人達2人の他にボスと1人の警備員しかいない。




「おい、坊主、ダメだぞ。」



男の人の手が鉄砲に伸びた。








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