クール女子と大泥棒が恋すると、




「な、なんで今日はそんなに積極的なわけ……?」



「当たり前だろ?

俺たち付き合ってんだぜ?」



「え!付き合ってたの?」



「…………」



え……なんでだまんの?




「お前なぁ、両想いになったら普通付き合うだろ?」



「そう……なんだ……」




千歳は抱きしめるのをやめ、

私の髪の毛をいじってる。



なんかくすぐったいし……。




でも……居心地……いいな……










すると、千歳は私の髪を肩の前にどけた。



ん?



いじるの飽きたのか……?




突然、首に柔らかいものが当たり、私を凍りつかせた。





「な、何、何してんの!?」



「え、キス。」




え、キス



じゃねぇよ!







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