クール女子と大泥棒が恋すると、
「二人して反逆ですか!
いいですよぉ。」
3番は妖しく笑って俺達に銃口を向けた。
「ぶっ殺してやります」
「そんなことさせっかよ!」
5番は3番の殺気に反応し、すかさず蹴りかかった。
もちろん3番も負けじと応戦している。
ボスと2番は遠目に傍観しているだけ。
抜けてやる。
絶対に。
新見さんに、紗夜に、
伊緒に、顔向けできるように。
綺麗な生き方でなくていいから、
まっすぐ生きたいんだ。
「くっそ、このキチガイ強すぎ。
お前も協力しろよ、ミル!」
「わかってんよ。」
3番に鞘で殴りかかるが、あっさりかわされる。
でも、5番がその隙に3番の左足を撃ち抜いた。
「痛いですっ」
セリフは痛がっているが、顔は余裕そう。
こいつホントに狂ってる。