クール女子と大泥棒が恋すると、





浴室の前に立つ。


「……お母さん、開けるよ?」



ドアのぶに手をかけ、静かにドアを開けた。










目のくらむ明るさ。




真っ赤に染まった湯船。




浴槽のへりにぐったりと引っ掛かるお母さん。













「……おか……あ…………さ…………!」










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