クール女子と大泥棒が恋すると、




「ねぇねぇ、彼氏作るならどの人!?」


「まだ何も知らない。」


「見た目で、だよ。」



女子はそういう話が好きだなぁ……。


正直彼氏なんて欲しくない。


めんどくさい。




「私はね、あそこの席の人!」



美月が指差す方にはもちろん一人の男子がいたのだが、
スーパーのセールに気をとられて顔を判別できなかった。







< 64 / 323 >

この作品をシェア

pagetop