クール女子と大泥棒が恋すると、





「……ってぇよ!

よし!ここはもう統一しよう!」



「とういつ?」


陽は攻撃を一時停止する。



「全員タメでいい。

呼び方も俺は『千歳』、瀬川は『伊緒』、陽くんは『陽』。

これでいいだろ?」



「うん。私はそれでいい。」



陽も正座をし直し、オムライスを再び食べ始めた。



「んじゃ、そういうことで。」



宮野くんはにっこり笑い、オムライスを美味しそうに頬張った。








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