君恋日記
体育館の裏に来たはイイんだけどさ、
なんなのよこの人だかりは!!
どこ見ても女子、女子、じょーーし!!
「あなたもたくみくんに用事?
かっこいいもんね!たくみくん!」
いや、違うんで。
てかあんたら正直じゃっっっま!!!
カチンッ!
と、来たあたしは人だかりをかきわけて女子が群がっていた中心の人物を捕まえた。
「ちょっ!なんなのこの人!
ちゃんと列に並びなさいよ!」
正直たくみはモテる。
チャラチャラしてるし、(見た目がね)
だけど、一途なのは知ってたから…
中学の時に1度だけできた彼女もすごく大切にしていたたくみを見て好きになってた自分がいた。
「じゅんばんはまっもろ~ね★
って!?まみかーーー!?」
なぁ~にが
“じゅんばんはまっもろ~ね★”
よこのドバカ!!!
「なにやってんのよ!たくみ!!
ほらっ!立って!立って!
帰るよっ!てか、何で裸なのよ。」
上半身何故か裸のたくみを見てぎょっとした。