君恋日記
いつのまにそんなに男らしくなってたのよ。
いつのまにそんなに鍛えていたのよ。
誰よりも近くにいたんだけどな。
「わりーね!みんな!!
俺帰るわ!じゃ~ね★
みんなそつぎょーおめっとお~★」
こいつ、最後まで軽いんだな。
なんか、それで目を輝かせてる多くの女子方にあたしは意味深な目で見つめてしまった。
「ハックショーン!!
うぅ、さみ~!!」
「バカだね~!何でブレザーも無ければ、ワイシャツも無いのよ…」
良く見たらベルトもチェーンも無いようなぁ…
どこまでお人好しなんだろこのおバカ。
はぁ…わたしが付いて居なきゃやっぱり駄目だね。
母性本能をくすぐらせる天才だなぁ、、たくみは全く。