君恋日記
「ごめんね?急に…
早く切り上げて帰るから許してね?」
なんて言う彼女は本当に申し訳なさそうで…
「あの…神坂「クルミって呼んで?わたしもみさきちゃんって呼ぶからさ!」
うん
と、頷いてからさっき言い掛けたことを言うかすごくためらったけど…やっぱりモヤモヤするのはイヤだから…
「その…クルミちゃん!!
佐田くんを好きなの?」
「へっ!」
性に合わない間抜けな声を出したクルミちゃんはピュアに頬を染めると…
「うん。入学し立ての時一目惚れして…だけど彼女いるって知ってからは気持ち隠してたけどわたし、、そんなに分かりやすいかな?」