君恋日記



急に手を繋いで歩きだした竜喜くんはそのまま近くのコンビニに入って、わたしが大好きでいつも買っているロールクレープを買うと



「美菜ちゃん、怒んないで?

俺、そうとう美菜ちゃんが好きみたいだから…今のやきもちでしょ?
俺、それすら嬉しくていとおしく思うんだ。」



彼がモテる秘訣はこうゆう優しさにあるんだと思う。

女の子が喜ぶことを言ってくれる。



わたしの大好きな人。



「竜喜くんだ~いすき!」



わたしは身長の高い彼に背伸びをして首に腕を巻くと初めて自分からキスをした。



モテても、わたしだけの竜喜くんでずっと居て下さい♡




     【美菜side END】







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