星の彼方へ
新しい風
「海音~、もう時間よ!早く朝ご飯食べなさい。」


今日も、いつもと同じように、お母さんの声が部屋に響きわたる。


あっ、ちなみに海音(みお)は私。


海が大好きなお母さんが、付けてくれた。


私も海が好きだから、結構自分の名前は好きだ。


広い広い海。


悲しいときには荒れ、嬉しいときには、キラキラと輝く。


見ていると、悲しいことや辛いことを、吹き飛ばしてくれる。


そんな海が大好きだ。


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