星の彼方へ
女子の列から、誰かが倒れたのが見えた。


あ~ぁ...


可哀相に..


そう言ってた俺だけど...


「海音!!」


という、女子達の声と悲鳴で、俺の顔が段々青ざめていく。


そんな...


まさか...


俺は、わけも分からず、國原のところへ飛んでいった。


國原が倒れてる。


汗、たくさんかいて、すごく苦しそう。


俺、どうしよう。


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