星の彼方へ
國原だけは、誰かにやるわけにはいかない。


俺は、國原を想う気持ちは、誰にも負けない。


今だったら、そう胸を張って言えるんだ。


俺が、國原を守る。


絶対、國原の笑顔を絶やしたりしない。


「俺さあ、國原を誰かにやるわけには、いかねえんだよ。俺、國原を支えることができる男になるって、決めたんだ。」


俺は、思っていることを、そのまんま言った。


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