星の彼方へ
「大、俺さ、お前にも幸せになってほしいんだ。


だからさ、周りをもう少し見ろ。


大にとって、大切な存在がいるはずだから。」


って、俺は大に言ったんだ。


大も、俺が言いたいことが分かったらしい。


少し笑って、


「花保のことだよな?


俺もバカだからさあ、いつも花保を傷付けてばかりで...。


俺には、花保が似合ってるのかもしれないな。


< 129 / 134 >

この作品をシェア

pagetop