星の彼方へ
その日の部活になっても、俺はずっと悩んでいた。


『嫌われた。どうしよう...』


って。


それをずっと見てたのか、帰りに大が慰めてくれた。


「大丈夫だって!海音は、そんなことで、人を嫌ったりしないから。」


海音って...。


「呼び捨てするほど、仲がいいんだな...」


俺は、ますますヘコむ。


「しょうがねえだろ。幼馴染みなんだから。」


今の俺に、言い訳は通用しない。


俺のテイションは、どん底に落ちていた。


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